話し言葉とは文字通り、人が話しをするときに使っている言葉です。
書き言葉とは文章に表すとき、つまり書くときに使う言葉のことです。
話し言葉と書き言葉では、ルールが違います。
また、正式な文書では、話し言葉は避け、書き言葉を使って文章を書かなくてはいけません。
また、例え堅苦しい仲でない相手に送る文書であっても、「~とか~とか」「すごく」といったくだけた話し言葉の表現を書き言葉で使うと、読者に幼稚な印象を与えてしまいます。
また、日本語には同じ音の言葉がたくさんあり、声の調子や話し方で、意味を判断できる場合もあるため、そういった言葉も声の調子がわからない文章では誤解を与えてしまう元となります。
話の得意な人であっても、文章が苦手で意味不明な文章を書いてしまう人がいるのは、これら話し言葉と書き言葉の違いを理解できていないのが原因の一つでもあります。
話し言葉と書き言葉の例
話し言葉:「ここに掲載している商品は、インターネットのみの販売となります。
書き言葉:「ここに掲載している商品は、インターネットのみで販売しています。
話し言葉のほうの文章は、テレビのレポーターやお店で販売員が口頭で使う表現ですが、書き言葉では使わないようにしないといけません。
文章では、「~で販売しています」「~の販売です」のように書き換えると自然な言い回しになります。
下記にもう一つ例を記述します。
話し言葉:「サッカーや野球などのスポーツとは異なり、将棋や囲碁は屋内でやる競技だ。」
書き言葉:「サッカーや野球などのスポーツとは異なり、将棋や囲碁は屋内で行う競技だ。」
話し言葉の「やる」は、たいてい「行う」という書き言葉に言い換えられます。
この場合は、「対戦する」「戦う」という言葉を使っても意味が通じるのでOKです。
上記の例のように、口語でOKでも文語ではNGという言葉があるのです。
話し言葉から書き言葉への書き換え例
話し言葉として受け入れられている言葉でも、書き言葉としてふさわしくないものがあります。
たとえば、先ほどの例で記述した「なります」「やる」は、話し言葉として一般的なので、つい書き言葉でも使いがちです。
下記にはそのような間違いをしがちな言葉の例を記載しています。
「いく」:どう変化していくか調査します。(話し言葉) → どう変化するか調査します。(書き言葉)
「くる」:機能が向上してきている。 → 機能が向上している。
「なので」:実態はわからない。なので、実際に調べた。 → 実態はわからない。だから、実際に調べた。
「はまる」:インドの魅力を知れば知るほどはまる。 → インドは知れば知るほど魅力的だ。
「真逆」:私と彼の性格は真逆です。 → 私と彼の性格は正反対です。
「子」:弊社の子は、みんなスマートフォンを持っています。 → 弊社の女性はみんなスマートフォンを持っています。
「みたい」;この曲は若い人に好かれるみたいだ。 → この曲は若い人に好かれるようだ。
「すごい」:参加者の評価はすごい高かった。 → 参加者の評価は非常に高かった。
「なんて」:これが1000円なんて驚いた。 → これが1000円とは驚いた
「~的」:弊社的にはよいデザインだと考えます。。 → 弊社としてはよいデザインだと考えます。

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