主食を丸ごと食べて栄養を無駄なくとる
健康食としてよく紹介されるものに、玄米があります。
玄米は、米を包む、もみだけを取り除いものです。
いわゆる白いごはんは、胚芽やぬかも取り除いています。
これは実にもったいない話で、胚芽やぬかは、食物繊維のほか、糖質やたんぱく質、ミネラル類、ビタミン類などの栄養素を豊富に含んでいるのです。
生命に必要な栄養素がぎっしりと詰まった玄米を食べれば、免疫力も高まります。
毎日でなくてもいいので、一週間に一度くらいは玄米を食べるようにすると健康にいいでしょう。
食べにくいと感じる人は、白米と混ぜたり、雑穀米がおすすめです。
玄米と同様、皮ごと食べる大豆やごま、頭からしっぽ、骨、内臓まですべて食べられる小魚や桜エビなども、丸ごと食べられて栄養素を無駄なく摂取できる食品です。
おかずにこれらの食品を取り入れることで、何品も作らなくてもバランスよく栄養が摂取できます。
体温を上げる食品を食べる
風邪をひいたときは、しょうが湯やねぎみそなどを口にすると早く治る、とよくいわれます。
迷信みたいな話だと思っている人もいるみたいですが、これには医学的にも免疫力を上げる理由があります。
これらの食品に含まれる辛味成分は、細胞中のミトコンドリアという組織で処理されます。
ミトコンドリアが活発に働くためには、高い体温が必要なため、辛み成分と摂取すると、体温がだんだん上がっていきます。
実際、辛い物を食べると暑くなってくるという経験をした人は多いと思います。
しょうがやねぎなどの薬味をはじめ、こしょうなどのスパイスも体温を上げます。
ただ、唐辛子のような刺激の強いスパイスは風邪をひいてから食べてしまうと炎症している喉には刺激が強すぎる場合があるため控えたほうがいいでしょう。
発酵食品で腸の免疫力を高める
私たち人間の免疫の原点となっているのが、腸です。
口から入ってくる食べ物には、多くの最近がついていたり、食べ物の消化・吸収の過程では毒素が生まれます。
そのため消化管には、多くの顆粒球やリンパ球が集まって、これに備えています。
消化・吸収だけでなく、免疫面でも大切な腸をベストな状態に維持しておくことが、健康を守る重要なカギになります。
発酵食品は、乳酸菌や麹菌、発酵菌などの微生物の働きを利用して、糖などを分解させたものです。
大豆を発行させたみそや納豆をはじめ、乳製品のヨーグルトやチーズなどが代表的な発酵食品です。
これらの発酵食品には、腸内の細菌バランスを整える働きがあります。
発酵することでアミノ酸などのうま味成分も加わり、よりおいしく、より栄養価が高くなるメリットもあります。
さらに、みそやしょうゆには、抗がん作用があることも知られています。
発酵食品は、一石二鳥どころか三鳥も四鳥もある、優秀な健康食と言えます。
食物繊維を摂取して腸をきれいにする
「食物繊維」は、人の消化酵素では消化・吸収できない物質の総称です。
栄養素ではないのですが、健康維持には欠かせません。
食物繊維の最も大きな役割は、腸内細菌の繁殖地となり、腸内環境を整えることです。
腸は免疫の要となる部位だけに、よい環境が整えば、最大限の免疫力を発揮できます。
食物繊維には、不溶性と水溶性の二種類があります。
不溶性食物繊維を多く含むのは、穀類やイモ類、豆類、野菜、キノコ類です。
水溶性食物繊維が多いのは、果実類、海藻類、野菜などです。
それぞれの食物繊維は役割が異なるので、どちらもまんべんなくとるようにします。
特に、外食の多い人は、意識しないと食物繊維をたっぷりとれていない可能性があります。

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