円安とは、ドル・ユーロなどの諸外国通貨に対して円の価値が低くなることを言います。
円高は、その逆で円の価値が高くなることを言います。
円高や円安のように為替レートが変化する理由として、需要と供給の関係があげられます。
円の人気が上がり他の通貨から円に交換する人が多くなると円高になり、円の人気が落ちて円から他の通貨に交換する人が増えると円安になる、といわれています。
時には、一気に為替相場が動く場合もあります。
例えば、国内総生産(GDP)や雇用指標など、各国の経済情勢を示すデータが発表されたときに、為替相場が大きく変動する場合があります。
円高になると外国産の商品が安くなる
外国産の商品は円高になることで、安く買えるようになります。
1ドル100円と1ドル95円なら、95円の方がお得ですよね。
この事から海外旅行をよくする人や外国産の商品をよく購入する人にとっては円高のほうがいいという人も多そうです。
逆に旅行は国内しかしない、商品は日本産しか買わない、という人にとっては円高のメリットは少なくなりがちです。
外国産が安くなると、価格競争で日本産も安くなるのでは?と思う人もいるかもしれませんが、日本産は外国産とは別物の勝ちがあると判断され、実際には円高になっても日本産の商品は下がらないのが普通です。
円安になると輸出の利益が大きくなる
日本のものを海外に売るビジネスをしているのであれば、円安になればなるほど、利益が大きくなります。
10,000ドルの売上があったときに、1ドル100円と1ドル120円なら明らかに1ドル120円のほうがお得です。
この場合は12,000円の売上になります。
円高なら海外旅行でお得に楽しめる
日本から海外に行く場合、円をドルなどの海外の通貨に換えますが、その時、円高であるほうがより海外通貨を多く換金できるため、結果的にお得になります。
逆に円安であれば円高時と比べて損になります。
また、海外旅行時に円高が進んだ場合は帰国時に海外通貨を円に戻す場合、換金できる円が少なくなってしまうので損で、円安は逆に得になります。
円高になると輸入企業の株価が上昇する
円高ドル安になって円の価値が上がると、商品を輸入するときの仕入れ価格が安くなり利益が大きくなるので、輸入企業の株価が上昇します。
そのため、そういった企業やビジネスをしている人たちにとっては円高のほうがいいとも言えます。
また、そういった企業の株式を保有している人にとってもメリットがありますね。
例えば、ユニクロや家具店のニトリは、海外生産製品を輸入し販売するので、円高メリット企業といえます
円安の影響がもたらすデメリット、FX取引で円を買っていると損失が出る FX(外国為替証拠金取引)の取引で円を買っていた場合、その買ったレートよりも相場が円安に進むと差額が損失として出ます。 ただ、FXをしていない人でも円は基本的に貯金などで持っていると思うので、世界的に見ると価値が下がって損をしていると言えます。 実際、円安になると物価が上がる、つまり物の値段が上がるため、円の価値が下がる事が日本にいても実感します。 これは、日本で売られている商品にも、海外から輸入して使う部品や素材があるためです。 日本にとって円高と円安はどっちがいいのか?
個人にとって円高と円安のどっちがいいのかはその人それぞれ違う事を説明しましたが、日本にとってはやはり輸出利益が増加しやすい円安のほうがいいと言われています。

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